実家で食べた梅干しに感動して梅干し作りに挑戦してみました。
母親に教えてもらった初心者でも簡単に作れる方法を紹介します。
梅干しはいつくつればいいの?
梅干しを作り始める時期は6月〜7月上旬となります。梅干しに必要な、完熟梅は6月中旬から7月上旬頃の短い期間にしか手に入らないためです。
この時期は、スーパーでも買えます。ネットでも梅干し用の完熟梅として販売されていますので探してみてください。
完熟梅が手に入るチャンスは年一回です。
用意しておくもの
- 完熟梅 3kg
- らっきょう酢 1.8リットル
- しそ味大根 1.8リットル
- ビン
内梅干し作りの時期(6月)になると、保存用のビンと完熟梅のセットがネット上で販売されています。自宅に何も準備がない場合はお手軽で良いと思います。
自分で作るメリットは?
- 添加物なし、自然な梅干しが食べられる
- 自分好みの味加減でつしあげることができる
自分の好みの梅干しを添加物なしで作ることが出来ます。
単純に自分で作った梅干しは愛着がありますから、数割増しで美味しい気がします(笑)。
梅干しの効能
梅干しの栄養は、小さいからといってあなどってはいけません! ミネラルが豊富なので、貧血気味の人には特におすすめ。
・食欲増進
梅のすっぱさはクエン酸から来ています。クエン酸は唾液の分泌を促し食用増進作用があります。
体内では、胃液やその他の消化酵素の分泌を高めて消化吸収力を高めてくれます。
・ミネラルが豊富
ネラルが豊富なので、貧血気味の人には特におすすめです。梅干し100gあたりのカルシウム・マグネシウムはリンゴの10倍以上含まれています。
・疲労回復、エネルギー代謝活性化
梅は果実の中でクエン酸の含有量が最も多く、小さな1粒にレモン1個の2~3倍が含まれています。
クエン酸は血液をサラサラにし、血流を改善して免疫力を高め、病気にかかりにくくしてくれます。さらに、疲労回復にも効く体内のエネルギー代謝を活性化させると同時に、疲れの原因となる乳酸を分解して体外へ出してくれます。
作り方
実際の作り方を紹介します。らっきょう酢、しそ味大根液を使う簡単verの作り方です。
1.梅を入れるびんを熱湯消毒する
1ヶ月以上つけますので、菌が繁殖しないように消毒しましょう。
ビンを割らないように注意してください。
2.梅を洗い、梅のへたをとる。もう一度洗い水気を取る。
完熟梅にはへたがついていますので1個ずつ取り除きましょう。
爪楊枝のようなものでへたの部分を刺すと簡単に取れます。
3.ビンに梅を入れる。
へたを取った梅を熱消毒したビンに移してください。
4.らっきょう酢をかぶるまで入れる
用意しておいたらっきょう酢を注ぎます。
5.そのまま7月の土曜まで置く
冷暗所に保存し、約1ヶ月ほど放置します。
あまり放置しすぎると、梅干しのシワが多くなっていきますので注意してください。
6.らっきょう酢のみ取り出す
梅干しをつけていたらっきょう酢のみ取り除きます。
取り除いたらっきょう酢はドレッシング等にも使ってもOKです。
7.しそ味大根の液をビンに入れる
らっきょう酢の代わりにしそ味大根の液を注ぎます。
赤紫蘇から作ってもいいと思いますが、こちらの方が手軽です。
8.10日間そのままおく
冷暗所に戻して10日間保存します。
9.重ならないように並べて2日間天日干しする。
梅干しを1個ずつ重ならないようにざるに並べて天日干しにします。
大きなザルがない場合は、下のように洗濯ネットにキッチンペーパーを引いて並べてもOKです。
10.保存容器に1個ずついれる。
2日間天日干しが終わったら、保存用の容器にいれて完成です。
冷暗所で保存しましょう。
まとめ
梅干しの作り方を紹介しました。
梅干しのしわをあまり作らないことで、果肉の食べ応えがあるものになっています。
作り方の参考にしてください。